身体作りをする上で一番重要なたんぱく質を効率よく補給することができる「プロテイン」ですが、種類が多すぎて、初心者の方には選ぶのがとても難しいですよね。
しかし、プロテインはしっかりと選ばないとうまく効果を実感することができません。本記事では、現役のボディビルダーでありながら整骨院院長でもある私が、初心者用にお勧めのプロテインをランキング形式で紹介していきたいと思います。
プロテインおすすめランキングの対象

本ランキングでは、プロテインを選ぶうえで、絶対に選んではいけないものを除外し、厳選したプロテインのみで審査後、順位化しています。
他サイトの多くが、Amazonなどの広告収入を目的に、本来あまり効果の無いプロテインや、コスパの悪いプロテインを掲載しているのを多く見かけます。
そのようなサイトの多くで見られるのが、ランキングの基準を非公開にし、順位の信頼度、安心度に欠けている事です。
本ランキングでは、そんなステマ(ステルスマーケティング)を一切排除しています。筋肉に最も有効な働きをするプロテインを厳選し、客観性を重視しランキング基準を明確に公開した後、紹介していきます。
プロテインおすすめランキング基準
■ プロテインの特徴
◆ ホエイ:牛乳由来の動物性プロテインで消化吸収が早い
◆ カゼイン:牛乳由来の動物性プロテインで消化吸収が緩やか
◆ ソイプロテイン:大豆由来の植物性プロテインで吸収が緩やか
■ 目的別プロテインの選び方
◆ ホエイプロテイン
ホエイプロテインは一般的に、筋肉を付けたい人が飲むイメージですが、プロテインの中では万能と言っても良いプロテインです。消化吸収が早く、筋肉を付けたい人にはもちろんですが、キレイに、健康的にダイエットしたい方にもオススメです。そのため、今回はホエイプロテインをランキング対象としています。
ホエイプロテイン+HMBで厳選

本ランキングでは、最も効率よく筋肉の成長を引き出すホエイプロテインに、プロテインの吸収率を促進するHMBを配合した商品のみを厳選し、紹介します。HMBの効果は初心者程高く、これは様々な研究論文でも証明されています。そのため、ホエイ+HMBの配合成分で特に効果の高いプロテインを厳選しています。。
除外したプロテイン一覧
下記の表に、実際に除外したプロテインを一覧で記載していますので、ご覧ください。
株式会社Real Style | ビーレジェンドプロテイン |
株式会社明治 | ZAVASホエイプロテイン |
マイプロテイン | impactホエイプロテイン |
バルクスポーツ | ビッグホエイ・カゼイン |
アルプロン | WPCホエイプロテイン100 |
味の素株式会社 | アミノプロテイン |
森永製薬株式会社 | ウイダーマッスルフィットプロテイン |
江崎グリコ株式会社 | マックスロードホエイプロテイン |
Optimum Nutrition | Gold Standard 100%ホエイ |
上記の除外したプロテインは、基本的にメジャーどころのプロテインとなっています。
メジャーなプロテインを除外した理由として、成分配合の問題があります。
上級者では、成分一つ一つを個別で購入し、グラム単位で細かく調整して、オリジナルの配合を作りますが、それは初心者には絶対に無理です。
「食べ合わせ」という言葉があるように、サプリメントは一つの成分だけでは効果が発揮できないことがほとんどなのです。
たんぱく質を単独の成分で摂取しても吸収効率はとても悪いので、今回はたんぱく質のみの商品は除外しています。
プロテインランキング【3つの審査基準】
多くのランキングサイトでは、明確な審査基準を公表していません。
その結果、サイト運営者や広告主の主観、広告費、報酬などの都合により、意図的にランキングを操作し、サイト運営者に高額な報酬が入る商品を中心に紹介しているケースが多く見られます。
そのため、本ランキングでは、より客観性高く、効果・質ともに良いプロテインを皆さんに紹介できるよう、3つの審査基準を設け、情報全てを公開しています。
3つの審査基準は以下の通りです。
審査基準① プロテインの飲みやすさ

身体作りにおいて、継続的にプロテインを摂取していくことは必要不可欠です。
そんな毎日飲むプロテインがマズイと100%途中でやめてしまいます。
そこで、プロテインを選ぶ基準として最も大事な飲みやすさを、審査基準の1つとしています。
審査基準② プロテインの配合成分

プロテインには、タンパク質以外にもビタミンなどの成分が配合され、筋肉の成長を促進します。
前項の『除外したプロテイン一覧』でも解説しましたが、上級者では、成分一つ一つを個別で購入し、グラム単位で細かく調整、オリジナルの配合を作りますが、それは初心者には絶対に無理です。「食べ合わせ」という言葉があるように、サプリメントは一つの成分だけでは効果が発揮できないことがほとんどなのです。
そのため、本ランキングでは、より効果が高くなる成分同士が配合されたプロテインを比較し、いかに効率よく筋肉の成長を促すことができるかを比較、順位化しています。
審査基準③ プロテインのコストパフォーマンス

プロテインは、継続して毎日摂取していくものです。
そのため、1~2か月程度で定期的な購入をしていく必要があります。
本ランキングでは、他サイトのように高額なプロテインを紹介して広告収入を得る仕組みを排除するため、コストパフォーマンスも審査基準として、順位化しています。
プロテインおすすめランキング2020
それでは、今ご紹介した「3つの審査基準」をもとに、決定したランキングを見ていきましょう。
現在最もおすすめのプロテインは以下のようになりました。
プロテインランキング第1位「HMB極ボディ」

◆配合成分 | ・EAA – 必須アミノ酸 (ロイシン、バリン、イソロイシン、 トリプトファン、リジン、メチオニン、 フェニルアラニン、トレオニン、ヒスチジン) ・HMB ・クレアチン ・フェヌグリーク ・ハイニュート(大豆ペプチド) ・グルタミン酸 ・L-カルニチン ・シュニリンPS(シナモン抽出エキス) ・グルコポリサッカライド ・オルニチン ・コエンザイムQ10 ・アストラジン |
◆定期価格 | 6,480円 |
◆HMB含有量(1回) | 2,100㎎ |
プロテインランキング第2位「パーフェクトパンププロテイン」

◆配合成分 | ・ホエイプロテイン ・カゼインプロテイン ・HMB ・クレアチン ・BCAA – 分岐鎖アミノ酸 (ロイシン、バリン、イソロイシン) |
◆価格 | 8,330円 |
◆HMB含有量 | 1,500㎎ |
プロテインランキング第3位「HMBプロテイン18000」

◆配合成分 | ・ホエイプロテイン ・HMB |
◆価格 | 4,800円 |
◆HMB含有量 | 1,200㎎ |
HMB+プロテインのおすすめの飲み方

最後に、今ご紹介したプロテイン全てに共通する、最も効果的なプロテインの飲み方をご紹介します。
まず、HMB+プロテインには、下記3つの効果があります。
・たんぱく質の合成促進(同化作用)
・たんぱく質分解の抑制(異化作用)
・筋肉の回復促進
特に、たんぱく質分解の抑制効果(異化作用)が非常に強く、筋トレ中のたんぱく質の分解を抑える事ができます。
このHMBの効果は、実際に多くの研究結果が発表されており、筋肉へのアミノ酸吸収率は最大で3倍になるという事もわかっています。
よって、HMBが配合されているプロテインは、必ず筋トレ前~筋トレ中に摂取することが最大の摂取タイミングとなります。
ホエイプロテインはたんぱく質吸収が最も活性化する筋トレ後45分間のゴールデンタイムと呼ばれる時間内に摂取する事が定石とされていましたが、最新のスポーツ栄養学では、筋トレ前にホエイプロテインを摂取することが、最も効果が高いということがわかっています。
