スキニ―ファットという言葉を聞いたことありますか?
『 Skinney = 痩せている 』
『 Fat = 太っている 』
スキニ-ファットとは「やせ型肥満」「隠れ肥満」のことを指します。
Skinneyの意味は「痩せてキレイ」
というより
「痩せこけている」
というあまり良くない表現で使われます。
「痩せてキレイ」という場合
「Slim:スリム」
「Slender:スレンダー」
となります。
スキニ―ファットは日本人に多い体型で、一見細身なのに、お腹ポッコリ、背中の肉がだらしない、二の腕がたるんでいる、メリハリのない身体が特徴です。
こちらの記事ではスキニ―ファットの特徴や改善方法について解説していきます。
スキニーファットの特徴
◆ 見た目はやせ型で肥満には見えない
◆ BMIは低いor標準、体脂肪率は高め
◆ 服を脱ぐと身体のメリハリがない
スキニ―ファット最大の原因は『 筋肉不足 』です。
筋肉量が少ないことで、ポッコリお腹、たるんだ皮膚などが目立ち、一見細身に見えるのに服を脱ぐとだらしないという体型になってしまいます。
スキニーファットの原因
■ スキニ―ファット最大の原因は間違ったダイエット方法
過度な食事制限や無理な有酸素運動など、間違ったダイエットをすることによって、体脂肪と共に筋肉まで落としてしまうことが多いのです。
このような人は体重ばかりを気にして、体重は落ちてもだらしない体型のまま、スキニ―ファットになります。
ダイエットをしていない方でも、日本人は比較的細身体質が多く、運動不足やタンパク質不足によるスキニ―ファットが多いのが特徴です。
体質的に太りにくく、上記の「スキニ―ファットの特徴」に当てはまる方は方は要注意です。
スキニーファット【4つの改善方法】
■ 筋肉量が少ない
スキニ―ファット体質の方は筋肉量が少ないのが最大の原因です。
そのため、筋肉量を増やすことが最重要となります。
筋トレ > 食事調整 > 有酸素運動
現在運動を行っている人でもスキニ―ファットの方がいると思います。
そのような方は
◆ 有酸素運動しかしていない
◆ 十分な負荷のトレーニングが出来ていない
◆ 低負荷高回数しか行っていない
ジムに通っているから私は大丈夫と思ってはいけません。
上記のようなトレーニング方法では、筋肉量の増加は見込めないため、スキニ―ファットとなる可能性が高くなります。
スキニ―ファットを改善するために、筋肉量を増やすトレーニングが大事です。
その為、下記のように筋肉量をアップさせるようにしていきましょう。
◆ 有酸素運動 ➡ HIITにする
◆ しっかりと負荷をかけた運動にする
◆ 高負荷低回数にする
■ 過度な食事制限をしている
スキニ―ファット体質の方は、体重を減らそうとするあまり、極端な食事制限をしてしまう傾向があります。
1日の摂取カロリーが1000kcalを下回っている方などは、特に要注意です。
このような方は筋肉量が減少するだけでなく、基礎代謝量が落ちることでどんどん痩せにくい体質になりスキニ―ファットから抜け出せなくなっていきます。
■ 過度な有酸素運動をしている
スキニ―ファット体質の方は、ダイエットには有酸素運動が最も効果的だと勘違いしています。
ジムでトレッドミル (ランニングマシン) やバイクマシンをやっているのに、一向に体形が変わらないという悩みはありませんか?
過度な有酸素運動は筋肉量を減少させるというのはもはや常識ですので、筋トレを主体とした運動を行い、スキニ―ファットから抜け出しましょう。
■ タンパク質が不足している
スキニ―ファット体質の方は、食事中のタンパク質が不足している可能性が高いです。
筋肉量を効率的に増やすためには、タンパク質を十分に摂る必要があります。
タンパク質が不足していると、せっかく筋トレをしても効率的に筋肉が合成されないので、普段の食事からしっかりとタンパク質が摂れるように意識しましょう。
目安は体重×2gのタンパク質量です。
プロテインなどで補いながら、しっかりとタンパク質を補給しましょう。
スキニーファットとは【日本人に多い隠れ肥満】 まとめ
☆スキニ―ファット改善のポイント
◆ 有酸素運動よりも筋トレ
◆ 過度な食事制限をやめる
◆ 過度な有酸素運動はやめる
◆ 積極的にタンパク質を摂る
上記を意識し、しっかりとしたキレイ・カッコいい体型を目指しましょう。
目指すべきは、痩せこけている「Skinney」ではなく、キレイに痩せた「Slim」「Slender」です。
