自宅にホームジムを作ろう
【パワーラック編】
~ ホームジムはこのような方に向いています ~
・時間が取れない
・近くにジムがない
・月会費を払いたくない
・家族でトレーニングしたい
・ジムに行くのがめんどくさい
・一人で集中してトレーニングしたい
上記に当てはまる方には、自宅にホームジムを作る事を超絶オススメします。
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この記事では、パワーラックの導入ポイントを解説した上でおすすめのパワーラックを紹介していきます。
パワーラックとは
ホームジムを作る際にまず最初に導入を考えるべき設備はパワーラックです。
とりあえずパワーラック1台あれば、一通りの高重量トレーニングができ、自宅にいても筋肥大が狙えます。
パワーラックはバーベルの動きを自由に扱えるため、フリーウェイトの基本であるBIG3(ベンチプレス、デットリフト、スクワット)を中心に全身を満遍なく鍛える事ができます。
また、セーフティーバーが必ずついているので、中・上級者はもちろん、初心者でも安全に効率的にトレーニングする事ができます。
パワーラック導入のポイント
ポイント1 導入に必要な寸法を割り出そう
パワーラックは単体で使うことはできません。
必ずバーベル、プレート、種目によってはベンチが必要なため、その分のスペースを確保することが必要です。
パワーラック単体の寸法で計算し、実際に部屋に置いてみたらトレーニングできないという事態にならないよう、事前に必要寸法を必ず計算しましょう。
■横幅
横幅はオリンピックバーを基準に考えます。
オリンピックバーの寸法は約220cmです。
さらに左右でプレートを入れ替えるスペース60cm以上が必要なので、横幅は3mぐらいを目安にします。
■奥行
奥行はパワーラックの寸法+ベンチの移動を加味して考えます。
パワーラック本体が約120~150cm、ベンチの移動に必要な寸法は50~100cmあれば大丈夫なので、奥行は2m以上を目安にします。
■高さ
パワーラックの高さは約200~220cmです。
パワーラックにはチンニングバーが付属しているモデルが多いです。
170cmの身長で顔の長さが約20cmですので、パワーラックの高さ+30cmぐらいの天井高があるか確認しましょう。
パワーラックに必要なスペースは「横3ⅿ×奥行2m×高さ2.5ⅿ」ということになります。
ポイント2 パワーラックの耐荷重(積載荷重)を確認しよう
パワーラックの導入時には床の耐荷重(積載荷重)も念のため確認しましょう!
耐荷重(積載荷重)とは
積載荷重は、部屋の用途に応じて設定されます。
例えば、マンションや戸建て住宅の積載荷重は、「180kg/㎡」です。180kg/㎡という荷重を見込んで構造計算しています。
180kg/㎡を超える荷重は、構造計算で考慮されていないので、危険になるかもしれません。
例えば、マンションの居室で、1m×1mの範囲内に、合計300kgの書籍を積むと
180kg/㎡<300kg/㎡
となり、明らかに積載荷重を超えます。
積載荷重≠耐荷重なので、積載荷重を超えて物を置いても、直ちに床が抜ける心配はないですが、その影響で床の変形、ひび割れが生じる可能性があります。
パワーラック本体の重量は約100kgです。
オリンピックバーの重さが約20kg+プレートの重さを加味して設置場所を決めましょう。
設置場所のすぐ近くに重い家具がある場合は要注意です。
また、パワーラック本体の耐荷重も確認しましょう。
大体のパワーラックの耐荷重は200~350kgです。
一般的には問題ないですが、競技選手などで、超高重量でのトレーニングを検討している場合は要チェックです。
ポイント3 パワーラック導入時に合わせて購入しよう!
上記でも記載しましたが、パワーラックは単体では使用できません。
そのため、必ず下記の製品も合わせて購入しましょう。
①オリンピックバー+プレートセット
オリンピックバー+プレートセットは必ず必要な製品になります。
②アジャスタブルベンチ
ベンチプレスを行う場合は必ず必要な製品になります。
③スクワットパッド
こちらの製品はバーベルに取り付けることによって、スクワットのトレーニング時、首や肩への衝撃を軽減します。
特に高重量でスクワットする場合、スクワットパッドがないとバーベルが肩にめり込んでかなり痛いです。
パワーラックオススメ5選
IROTEC(アイロテック) パワーラックHPM
価格:¥13,4200
■サイズ:W約1160×D約1340×H約2010mm
■重量:約106kg
■組立式(工具類は付属しておりません)
■耐荷重量:450kgまで ※プレート・シャフト別売。※北海道・沖縄・離島は別途送料となります。
75mm角、厚さ3mmの極太鋼材のフレーム採用とのことで、耐荷重も450kgまであるにもかかわらず価格は10万以下となっています!
安価な価格で安心してトレーニングができます。
IROTEC (アイロテック) マルチ パワーラック
価格:¥61,050
■サイズ:W116×D145×H219cm
■重量:82kg
■組立式(工具類は付属しておりません)
必要工具:17mmレンチ2本(ボルト側・ナット側両方必要です
■耐荷重: 200kgまで
※プレート・シャフト別売。※北海道・沖縄・離島は別途送料となります。
こちらの製品の特長はパワーラックにラットプル、ローイング、ディップスができる機能がついています。これ一台で背中系のトレーニングも網羅できて6万円台はオススメです!
ただし、耐荷重が200kgまでなのでほとんどの方の高重量トレーニングにも対応可能です。
[ワイルドフィット]パワーラックPRO(ワイド)
価格:¥49,000
■サイズ:W 118cm×D 100cm×H 203cm
■重量:51kg
■耐荷重: 150kgまで
とにかく価格を抑えたい方向けの製品になります!シンプルな構造で耐荷重は150kgまでなので、高重量トレーニングはできません。初心者の方や女性の方にオススメです。
[ WILD FIT ワイルドフィット ] マルチスミスラック (ラットプル オプション付き)
価格:¥105,000
■サイズ:W 119cm×D 162cm×H 218cm
■重量:80kg
■耐荷重: 150kgまで
パワーラックとスミスマシン、ラットプルダウンやローイングが一台に搭載されていて約10万はかなり割安です。この一台でかなりの種類のトレーニングができます。
耐荷重は150kgまでなので、高重量トレーニングはできません。
BULL パワーラック BL-PR
価格:¥49,8000
■サイズ:W 173cm×L 1,70cm×H 226cm
■重量:150kg
かなり高額ですが、アスリートモデルなのであらゆるレベルの方に対応可能です。
プレートホルダーも付いているので使いやすさにも特化しています。
プロチームでも導入履歴が多数あり、耐久性に関しては最高級になります。
ある程度予算とスペースがある方にはオススメの製品になります。
ホームジム用【おすすめパワーラック5選】自宅で最大限の筋トレ効果を!まとめ
ホームジム作りは最初の購入のハードルは高いですが、ジムに行く時間の短縮や、月会費の節約ができます。
パワーラック1台あればかなりのバリエーションでトレーニングできますので是非ご検討ください。

