レストポーズ法はセット内で短い休息を挟みながら動作を続けるというトレーニング方法です。
このレストポーズ法は、筋力、筋量増加に効果を上げることが認められていますが、爆発的に動作を行う種目でもパワー強化に効果をもたらすことができます。
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レストポーズ法の研究
アパラチア州立大学(ノースカロライナ州)の研究で、10人の男性ウェイトリフティング選手を対象に、次の3種類のテストを行い、比較した。
種目 パワークリーン 1RM80%
レストポーズ法 テスト①
1セット 6レップを連続して行い、インターバルなし
レストポーズ法 テスト②
レストポーズ法を用い、各レップ毎に20秒休息、セット間に3分休息
レストポーズ法 テスト③
レストポーズ方を用い、各レップ毎に40秒休息、セット間に3分休息
レストポーズ法の研究結果
レストポーズ法 テスト①
1~6レップまでの間にパワーは15%減少
レストポーズ法 テスト②
1~6レップまでのパワーの減少は6%
レストポーズ法 テスト③
1~6レップまでのパワーの減少は4%
レストポーズ法の結論
この研究では、レストポーズ法を用いた方が1~6レップまでパワーがより維持されるという結果が示されています。
これは、パワー強化を最大限に図るための重要な点となります。
この研究ではパワークリーンでレストポーズ法を使う場合の効果のみを見ているのですが、パワー強化を目的とするトレーニングでは、どの種目を行う場合にも、レストポーズ法を用いることで筋力、筋肉量増加には効果がありそうです。
1レップごとにバーをラックに戻して20~40秒休み、次のレップに移るようにすれば、筋肉がしっかりと回復し、筋肉にこれまで以上の負荷を与えることができるということです。
年齢が上がるにつれ、高重量トレーニングのリスクは高くなりますが、レストポーズ法を用いることで効率の良いトレーニングが出来そうですね。
現役ボディビルダーであり、整骨院院長である私の
「身体のメカニズム基づいた再現性の高い体脂肪燃焼方法」
は、こちらのnoteで全て公開しているので、気になる方は読んでみてください。


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