減量中など、炭水化物の摂取量を減らしている時期には、気分が滅入ったり、パフォーマンスが低下するといった経験をしたことがありませんか?
カフェインはパフォーマンスを強化する働きを持つことが認められていますが、これは主に運動の強度や疲労を感知するレベルが低下することによるものです。
オーストラリアの研究で、低炭水化物ダイエット中のパフォーマンス低下に対してカフェインが効果を持つかどうかが調べられました。
グループ① 低炭水化物ダイエット
・カフェインを摂取
・プラセボ(偽薬)を摂取
グループ② 炭水化物を通常量を摂るダイエット
・カフェインを摂取
・プラセボ(偽薬)を摂取
両グループとも、高強度インターバルトレーニングを行った。
それによると、低炭水化物摂取グループ(グリコーゲンが枯渇した状態)はパフォーマンスレベルが低下したが、カフェインを摂取した場合には、通常ダイエット、低炭水化物摂取グループとも、パフォーマンスに向上が見られました。
低炭水化物摂取グループは炭水化物を通常量を取るグループほどのパフォーマンスレベルを発揮できなかったが、炭水化物摂取を制限している場合にもカフェインを取ることによってパフォーマンスレベルを明らかに向上しました。
この結果から、カフェインは筋肉のグリコーゲンレベルにかかわらず、パワー出力を高めるが、通常のグリコーゲンレベルで行う場合ほどに大きく高めることはできないと結論しています。
現役ボディビルダーであり、整骨院院長である私の
「身体のメカニズム基づいた再現性の高い体脂肪燃焼方法」
は、こちらのnoteで全て公開しているので、気になる方は読んでみてください。

