筋トレ・ダイエット・栄養

新常識!!有酸素運動のやりすぎによるデメリット

有酸素運動はダイエットに向いていません。

有酸素運動を行うことによって、身体はエネルギー消費を抑えてしまうのです。

有酸素運動のデメリット

1.速筋繊維の遅筋化

筋肉は白い色をした「速筋繊維」赤い色をした「遅筋繊維」の二つに分けることができます。

速筋瞬発的な強い運動のときに使われ太くなりやすい

遅筋持久的で軽い運動のときに使われ、太くなりにくい

ウェイトトレーニングで鍛え、発達させることができるのは主に速筋のほうなのですが、持久力系の運動をやり過ぎると「速筋繊維が遅筋繊維に変わってしまう」のです。

筋肉の中で遅筋繊維の割合が増えてくると、筋肥大させるのには非常に不利となります。マラソンランナーのような体を目指しているという場合は別として、筋肉をしっかり増やし、なおかつ脂肪をそぎ落としたいというのなら、筋肉の遅筋化は逆効果です。

2.ホルモンバランス

男性ホルモン(テストステロン)の低下

有酸素運動をやり過ぎると男性ホルモン(テストステロン)が低下します。

男性ホルモン(テストステロン)が低下することで、筋肉が付きにくくなり、体脂肪が落ちにくくなります。

コルチゾルの増加

有酸素運動のやり過ぎは「コルチゾル」という異化ホルモンの分泌を高めます。

コルチゾルは、筋肉を燃やしてエネルギーを取り出そうとする作用や免疫を低下させたりする作用があり、有酸素運動のやり過ぎは体脂肪が落ちにくくなります。

3.UCP(脱共役タンパク質)の減少

身体の中にはUCP(脱共役タンパク質)と呼ばれる特殊なタンパク質があります。

人間の体は、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源で活動しています。

このATPを作る際に発生する熱が体温となるのですが、その熱を発生させるのがUCP(脱共役タンパク質)です。

有酸素運動を行うと、エネルギーを効率的に使わなければならないため、熱を発生させるという過程を省いてATPの合成を行います。

そうすることでUCP(脱共役タンパク質)が必要なくなります。

その結果、基礎代謝量(安静時における最低限の代謝)が低下し、体温も低下してしまいます。

つまり、有酸素運動は脂肪が落ちにくい体を作ってしまうのです。

有酸素運動の時間・頻度

有酸素運動は短すぎると消費カロリーが少なく、長すぎると逆に太りやすい体質になるというデメリットがあります。

数年前までは、有酸素運動は20分以上やらなければ意味がない、汗が軽くにじみ始めたら脂肪燃焼スイッチが入るなどと言われていました。

しかし最新の研究では、1回10分を一日3回に分けて行った場合、連続30分行った場合と比べ、脂肪燃焼の効果は変わらなかったという報告があります。

このことから、ジムで長時間エアロバイクをこぎ続けたり、トレッドミルで走り続ける必要はありません。通勤で家から駅まで歩くような人は、例えば片道15分歩くのであれば往復30分歩いていることになり、それだけで有酸素運動をしていることになります。

朝は家から駅までに10分歩き、ジムで10分バイク、帰りに駅から家まで10分歩く。それだけで30分の有酸素運動と同じような効果が得られます。

有酸素運動の頻度としては、週2~3回で十分です。

これ以上の有酸素運動を行うと、基礎代謝が落ち、脂肪の落ちにくい身体を作ってしまうのです。

まとめ

以上のようなことから、有酸素運動をやりすぎると、かえって太りやすい体質になってしまいます。早く脂肪を落としたいからといって、有酸素運動を行い過ぎるのは、逆効果になると考えてください。

有酸素運動よりも、しっかりとウエイトトレーニングをしたほうが脂肪燃焼には効果的なのです。

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