一日に飲む水を、あと2~3杯増やすだけで、体内に貯蔵されている体脂肪が脂肪細胞から放出され、体組成の改善をも図ることができるようです。
アメリカ・バージニア州にあるバージニア工科大学で行われた研究結果です。
被験者48名を以下2つのグループに分け、12週間にわたり摂取カロリーを制限した食事を続けてもらった。
★両グループともに同じ食事を摂取する。
■ グループ1 – 食前に必ず476㎖の水を飲む。
■ グループ2 – 食前に水を飲まない。
○ 結果
■ グループ1 – 5.4㎏の減量
■ グループ2 – 3.2㎏の減量
食前に水を飲むか飲まないかだけの違いにもかかわらず、食前に水を飲んだグループは5.4kgの減量し、食前に水を飲まなかったグループ2は3.2kgの減量しました。
もちろん、カロリー制限がされた食事を摂取していたため、両グループともに減量に成功しましたが、水を飲んだグループの方が明らかに体重を減らしたのです。
また、摂取カロリーを制限することで、体脂肪だけでなく、筋肉量までも減少してしまうことが懸念されていましたが、今回の実験では、体脂肪の減少が体重の大半を占めていたということで、筋肉が異化分解されて失われた量は少なかったようです。
すなわち、体組成の改善にも役立ったということです。
この実験結果は、特に減量中の人には朗報だと思います。
食事のカロリーをカットするだけでも減量はある程度まで進められますが、水を積極的に飲むことで更なる体脂肪の減量が進むというなら、より効率よく理想の体型近づけるはずです。
現役ボディビルダーであり、整骨院院長である私の
「身体のメカニズム基づいた再現性の高い体脂肪燃焼方法」
は、こちらのnoteで全て公開しているので、気になる方は読んでみてください。


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