紅茶には糖尿病を防ぐ強力な効果があることが示されているが、最近の研究で、紅茶に炭水化物の吸収を抑制する作用があることも認められています。
紅茶には、デンプンを糖に分解する酵素の働きを阻害する作用があり、それにより食後の血糖値の上昇が抑えられます。
さらに別の研究では、1日に紅茶を3杯以上飲む人は、全く飲まない人よりも、糖尿病を発症するリスクが約20%低いことが報告されています。
また、緑茶を飲む人は食後の血糖値の上昇が抑えられ、食後高血糖による病気の発症リスクも低下することが示されています。
こうした紅茶、緑茶、ハーブ茶の効果について調べた興味深い研究報告があります。
この研究では、緑茶抽出液、品種の異なる紅茶2種類、糖尿病改善を目的に組み合わされたハーブ茶(白茶(White Tea)、葛根(Radix Puerariae)、麦門冬(Radix Ophiopogonis)、ホーソンベリー(Hawthorn Berry)、ナガイモ(Dioscorea Opposita)、雪笹(Fragrant Solomonseal Rhinome))の4つが比較されました。
それによると、フェノール含有量、ビタミンC含有量、フリーラジカルを除去する能力は緑茶が最も高く、デンプン分解酵素の働きを阻害する作用については、4つに違いは認められなかったということです。
つまり、4つのお茶いずれにも、炭水化物の吸収抑制効果が同等にあるということです。
現役ボディビルダーであり、整骨院院長である私の
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